自作ゲーム、アニメ、音声作品…避けては通れない
「効果音・サウンド演出」

「音がどうにもしょぼい…」「欲しい音がみつからない!
「かといって、有料効果音は高すぎる!

そんな悩めるみクリエイターを助ける、
最近世の中に出てきた効果音作成ツールをいろいろご紹介!

GameSynth基本の効果音モデルをいろいろ使ってみた


2021年2月追記:
GameSynth、「2021.1」というバージョンアップで一層便利になりました。高速で作例を見つけられる検索機能がめちゃめちゃ助かります。今は、自分のゲームに必要な音をほとんどこれで作り出してる、くらいの即戦力といっていいかと。

効果音作成ツールGameSynth(ゲームシンセ)、気になるけど、
「体験版がないから分からない」
「どういうジャンルの音を、どういう風に作れるの?」
「39,000円出して、もしポンコツソフトだったらやだなぁ」
と、いろいろ疑問もあるかと思います。

参考になりそうな情報として、
Tsugiの日本語公式twitterで、公式お墨つきの作例&解説動画が上がっております。
管理人・晋太郎のTwitterアカウントでも、実際にインディーゲームを作っている者として、「制作中のゲームにGameSynthでこんな風に音をあててみたよ」系の作例をたくさん出しています。

水からわきあがるアイテム音なんかも作りました↓ 20バリエーションくらい作って、Unityエクスポーターで転送。

まずは風切り音モデル

竜巻音「ヒュゴオオオ」からちょとした風音「ヒュッ」まで、いろいろつくれました。スケッチパッドに線を描いて風音が生まれるのが気持ちいい。

ビジュアルパッチングモデル

発音装置やエフェクターなどの部品をつなぎ合わせて、自分でオリジナルの効果音モデルをつくれます(上級者向け)。テクニックいるけど、幅広く音が作れる

パーティクルモデル

手持ちの効果音をネタに、粒子系の効果音がいろいろ作れます。瓦礫の「ガラガラ」、水の「ゴボゴボ」、魔法の「キラキラ」、なんでもござれ。たぶんこのモデルが一番ゲームに役立つ。

「カッ カッ」という足音から「ガラガラズゴゴ…」と瓦礫音を作れたり、「チーン」という金属音から「キラララ…」と魔法音を作れたりする。公式Twitterで魔法やきしみ音を実演してる↓

ボイスFXモデル

声優さんのキャラクターボイスに色々なエフェクト(怪物、ロボット、無線通信、館内アナウンス風まで)をかけられるモデルです。こちらのページにて、お世話になっている浅見ゆいさんの声をクリーチャー化させています。楽しい。

開発元公式ツイッターで投稿されていたデモ

↓こういう音がツールで作れる。

↓あと有料プラグインだが、車のエンジン音(スポーツカー・大型トラック・バイクなど6種類)をつくれるモデルもあったので作ってみた

定価39,000の買い切りツールで、買ったらずっと使えます。

まとめ
・作った音はwav、mp4、oggなどで書き出せて、効果音は商用利用可能。
・日本語スタートガイドがここで公開されてる。読むと大体使いかた分かる。
ここの21ページに、全120モジュールの日本語解説がある。緑のジェネレーターだけでも見ておくと、そのまま音作りの頭の引き出しになる。
日本語サウンドメイキングブログ(晋太郎も記事提供してます)twitter
・学生さん半額で19,500円という太っ腹。詳しくはここ