GameSynth基本の効果音モデルをいろいろ使ってみた
2021年2月追記:
GameSynth、「2021.1」というバージョンアップで一層便利になりました。高速で作例を見つけられる検索機能がめちゃめちゃ助かります。今は、自分のゲームに必要な音をほとんどこれで作り出してる、くらいの即戦力といっていいかと。
効果音作成ツールGameSynth(ゲームシンセ)、気になるけど、
「体験版がないから分からない」
「どういうジャンルの音を、どういう風に作れるの?」
「39,000円出して、もしポンコツソフトだったらやだなぁ」
と、いろいろ疑問もあるかと思います。
参考になりそうな情報として、
Tsugiの日本語公式twitterで、公式お墨つきの作例&解説動画が上がっております。
管理人・晋太郎のTwitterアカウントでも、実際にインディーゲームを作っている者として、「制作中のゲームにGameSynthでこんな風に音をあててみたよ」系の作例をたくさん出しています。
新作ゲームつくってます
あらぶるカラス君たち↓GameSynthで
ギャーギャーバサバサ音を作りました。
プリセットに頼ると、素早くつくれますGameSynth 3割引セール中https://t.co/HVEF9wBSND#ツクール pic.twitter.com/SKKukpM1Nn
— ラボゲームスタジオ(晋太郎) (@ShintaroLabo) February 23, 2021
水からわきあがるアイテム音なんかも作りました↓ 20バリエーションくらい作って、Unityエクスポーターで転送。
UTOPIAの3Dデモつくってます。
ブクブク沸き上がるアイテム音がほしくて、
GameSynthで音を作ってみました↓
これがASMRってやつか…!#Unity #サウンドデザイン pic.twitter.com/omFIen11KR— ラボゲームスタジオ(晋太郎) (@ShintaroLabo) July 7, 2019
まずは風切り音モデル
竜巻音「ヒュゴオオオ」からちょとした風音「ヒュッ」まで、いろいろつくれました。スケッチパッドに線を描いて風音が生まれるのが気持ちいい。
ビジュアルパッチングモデル
発音装置やエフェクターなどの部品をつなぎ合わせて、自分でオリジナルの効果音モデルをつくれます(上級者向け)。テクニックいるけど、幅広く音が作れる。
パーティクルモデル
手持ちの効果音をネタに、粒子系の効果音がいろいろ作れます。瓦礫の「ガラガラ」、水の「ゴボゴボ」、魔法の「キラキラ」、なんでもござれ。たぶんこのモデルが一番ゲームに役立つ。
「カッ カッ」という足音から「ガラガラズゴゴ…」と瓦礫音を作れたり、「チーン」という金属音から「キラララ…」と魔法音を作れたりする。公式Twitterで魔法やきしみ音を実演してる↓
WacomのペンタブレットとGameSynthを繋げると、
効果音作りの幅がぐっと広がります。
※筆圧検知機能がそなわってます液晶タブレットだと、さらにまた面白いことになります。
ゲーム効果音作成ツールGameSynth:https://t.co/B3o9FRzqIu#Wacom #Intuos #ゲーム効果音 pic.twitter.com/tT58aQomAN
— tsugi (@tsugistudioJP) 2018年9月25日
ボイスFXモデル
声優さんのキャラクターボイスに色々なエフェクト(怪物、ロボット、無線通信、館内アナウンス風まで)をかけられるモデルです。こちらのページにて、お世話になっている浅見ゆいさんの声をクリーチャー化させています。楽しい。
開発元公式ツイッターで投稿されていたデモ
↓こういう音がツールで作れる。
↓こういったゲーム効果音が、すべて1本のツールで作れます。
足音・風切り音・重低音・カキーン・回転音ほか、
武器音・戦闘・SF・環境音などなど。Unityへのエクスポート連携ビデオはこちら。https://t.co/nmBBeSWWy6#Unity#ツクール#ゲーム開発 pic.twitter.com/dI6YfrO3QH
— tsugi (@tsugistudioJP) 2018年5月10日
風切り、魔法効果音などなど。
すべてGameSynthで作れます↓ゲーム効果音作成ツールGameSynthhttps://t.co/2F7rouIDRk#Unity #ゲーム開発 pic.twitter.com/zQ7oK9h2XY
— tsugi (@tsugistudioJP) 2018年10月9日
↓あと有料プラグインだが、車のエンジン音(スポーツカー・大型トラック・バイクなど6種類)をつくれるモデルもあったので作ってみた
らんぼるぎーにが火をふくのじゃー
音すっげぇリアルなのじゃー!#ゲーム開発 #自動車 #ゲームサウンド #Unity pic.twitter.com/hugh1hNNiz— ラボゲームスタジオ(晋太郎) (@ShintaroLabo) March 19, 2020
定価39,000の買い切りツールで、買ったらずっと使えます。
まとめ
・作った音はwav、mp4、oggなどで書き出せて、効果音は商用利用可能。
・日本語スタートガイドがここで公開されてる。読むと大体使いかた分かる。
・ここの21ページに、全120モジュールの日本語解説がある。緑のジェネレーターだけでも見ておくと、そのまま音作りの頭の引き出しになる。
・日本語サウンドメイキングブログ(晋太郎も記事提供してます)とtwitter
・学生さん半額で19,500円という太っ腹。詳しくはここ