お金がない時間もない!
インディーゲームの
GameSynth活用事例
GAME SOUND DESIGN BY GAMESYNTH

ゲーム音ってどうやって作ってるの?

本記事、ゲームクリエイター向けのサウンドメイキング講座ですが、
プレイヤーさまも「へーこんな風に音をつくるんだ」と、
工場見学のような気分で楽しんでもらえれば。

新作ゲーム・LiDiAの制作でよく使った
「効果音作成ツール」
GameSynthについて語ります。

まとめ記事を書いておけば
先駆者としてふんぞりかえれるぞーと思い、実例をまとめておきました。



派手なシーンに使えた「パーティクルモデル」

エモーショナルと名乗っておきながら、過激なシーンも多い今作のゲーム。
海水にのまれたり、チェーンソーに追われたり、
怪物の声が左右から聞こえてきたり。

そんなとき動画のような、GameSynthの
「パーティクル」って機能をよく使いました。

「ちょっとした効果音を種にして、粒子のようにちらばせる」
という原理なのですが、
水「ブクブク…」→「ゴボゴボゴボ!!」
部品「ゴン」→「ガリガリゴゴゴ!!」
獣「ガオー」→「グオオオアアアア!!」

と、全然違うダイナミックサウンドが生み出せます。

音のバリエーションをつくれる「風音モデル」

同人ゲームたるもの、やはりお金との戦いで、
効果音をフリーの素材サイトさまに頼ることが多いです。

それでも、ぴったり!って音が見つからない場合がほとんどで。

右の動画の「風切り音」モデルは風以外にもいろいろ作れるため
シャチやペリカンの怒った声、やられた声、
これでバリエーションを作ってました。

「フリー素材サイトさまから音を借り、GameSynthでバリエーション量産」
すれば、お財布も節約しつつ演出面でも便利です。

SF世界観にマッチした、「ボイスエフェクト」

こちらのチュートリアルでも、声優さんの声をお借りして実検してます。

ゲーム終盤で、それまで明るかった雰囲気が一転し、
「得体のしれないヤバさ」
「人間の手におえない何か」といった、
畏怖を感じるようなステージに出したかったんです。

GameSynthに標準搭載のプリセットをいじると、
それほど音の知識がなくても
怪物とかのオリジナルボイスエフェクトを作れます。

妖怪とかロボットとか、アブノーマルな同人ボイスドラマで使ったら
もっと面白そ…ゲフンゲフン

まとめ

■お絵かきペンタブが、そのまま音作りに使えるってのもうれしい

上の3本の動画、みんな小型のペンタブで線を描いてます。もちろんマウスでも音を作れます。

■「楽しく創れる」ことは、創作を続ける上で重要。

ゲームづくりは忍耐と根気のいる作業なので、楽しく作れるということがモチベーション維持に繋がる。

■39000円の買い切りソフトで、あらゆる効果音を生み出せて、アップデートもずっと無料。

5~10万円で特定の音しか作れない、他のサウンドプラグイン製品と比べると、超コスパがいい。

■GameSynth使い始めてから、有料効果音素材を買うことがなくなった

長期的に見て、お財布に優しい


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